スタッフ日記

アサギの変なオジさんコラム【3】


私が寝具の販売にかかわり始めた今から39年前は、枕と言えば「ソバ殻枕」と「パンヤ枕」だけでしたが、
その当時は「枕が合わない」という方はほとんどいませんでした。

ところが現在は、「枕が合わない」という方が激増しており、何度買い替えても合わない、百貨店や寝具専門店の
プロに頭の形状や肩の厚み等々を測定し作ってもらったオーダー枕でもやっぱり合わない・熟睡できない
という多くの方々を総称して「枕難民」と呼ぶほどまでに至っております。


それは何故か?

現在、市販の枕の多くは、中身がウレタンやパイプなどの石油系素材でできています。
しかしそれらは、吸湿・発散性がない素材なのです。

人は就寝中、首裏に大さじ2杯分もの汗をかきます。
吸湿・発散性のない素材の枕を使用していると、どうでしょう。
当然、首裏が蒸れて寝苦しくなり、首回りだけでの寝返りを打つことで、首の筋肉に過度の負担がかかり、
首筋の痛み・首こり・寝違え・肩こり等々を誘発してしまうのです。

冒頭の、「ソバ殻枕」・「パンヤ枕」の時代には、「枕が合わない」という方が少なかったのは、
どちらも植物性の素材で、吸湿・発散性があったからと思われます。
多くの枕メーカーが現在も石油系素材の枕を主体に作り続けている状況を見ると、吸湿発散性のある素材が
枕に最適であるとの推論には至っていないのかもしれません。


よく綿の座布団を二つ折りにして枕にしている方や、
バスタオルやタオルケットを畳んで枕にするのがベストなどとTV等で取り上げられていますが、
これもおすすめできません。
何故ならタオル類も綿100%。
綿は石油系じゃないからいいんじゃないの?と思うかもしれませんが、綿は吸湿性はあっても発散性に乏しいため、
首裏の汗の湿気を吸収しても、発散できないから蒸れっぱなし・・・となるわけです。
そういえば綿わたのお布団は昔から存在するのに、綿わたの枕は見たことがないですよね。

昔ながらの綿わたのお布団は、よく天日に干しているのを見かけると思います。
湿気を吸ってどんどん重たくなる綿は、干さなければ湿気を発散できないのです。
湿ったままの重たい布団を掛けるのは、身体を圧迫し健康に良くありません。
前回の「亭主殺すに刃物はいらぬ、湿った布団と高枕」の由来はここから来ています。

弊社の「グッスリ枕」・「熟睡枕」・「備長炭ハニカム低い枕」などは、備長炭と羊毛混わた入りで吸湿・発散性抜群。
首だけの寝返りを防ぎ、凹凸中芯により首裏を点で支え血管をつぶしません。
備長炭のマイナスイオン効果で血流アップ!
100%手前味噌な話なのは、すべて私が開発した枕だからです。

実は、上記の枕よりも更に良い(たぶん日本一?)の枕があります。
たぶん信用していただけないとは思いますが、それは、白髪が黒くなる?かもしれない枕です。

その詳細は次回に・・・


冨樫


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